10日 帯広着。
レンタカーを借りて初日目的地の糠平へ。
今回はかなりの格安レンタカーのプランを選択出来たのであまり期待はしていなかったがまさかな新車フィット。
そして何故かハイブリッド車。
ありがたやー
目的地の糠平へ向かう前にまずは腹ごしらえで北海道と言えば寿司!!
軽く食すつもりがガッツリとやったしまった。
美味い!!
今回の北海道では宿を取らずキャンプを中心として拠点を構えてじっくりと楽しみたかったので腹がはち切れそうになりながら近くのホームセンターとスーパーに寄り食材とガスを買い込んだ。
一通りの準備をし糠平へ。
道中山の方へ向かうと何故か雲行きがかなり怪しい。
嫌な予感は的中し着くと豪雨。
当然川は濁流と化して支流も含めて大増水していた。
それでも何とか支流に入ってみるも全く釣りにならない。
ここから迷走が始まった。
まずは山を越えて層雲峡方面へ走り川を見るも去年の台風の影響もあり川は荒れ放題。
おまけにこちらも降ったらしく大増水。
大函周辺も不可。
全く川に近寄れる感じではなかった。
仕方なしにUターンし音更川本流へ。
ダム下は比較的水量が落ち着いてはいたがこちらも去年の影響により何処もかしこも河川工事が入っており川は死滅していた。
初日からダメかと思われたところで増水に強かった音更川支流を思い出しまたまた移動。
これが正解し数匹ではあったがそこそこなサイズが釣れてくれた。
今回はキャンプなので晩飯に頂く分の2匹だけ有難く頂戴し無事晩飯を食べることが出来た。
雨上がりであったが今回利用した糠平のキャンプ場はキャンプサイトが整備されており快適な寝床となった。
11日
少し早めに起きて行動開始。
昨日からの状況を考えこのまま糠平に留まる選択肢はなかった。
どうせならとまだ釣ったことのない阿寒川へ移動。
何の情報も持っていないのでとりあえず釣果を求めつつ利別川にて拾い釣り。
こちらの川でも良型なニジマスが気持ち良く出てくれた。
利別川の他の入渓点とポイントも分からないのでイブニングに間に合うように阿寒へ。
道中少し調べるとどうやら阿寒川はC&R区間があるらしいのでとりあえずは有名なポイントへ。
アプローチも整備されており楽チン。
入ったところはちょうど良いプールも、あり時間も良かったのでウヨウヨと居る大型ニジマスのライズを確認しイブニング開始。
大きめな川の釣りには慣れていないがすぐにコツも掴めてライズゲームを楽しんだ。
そこそこ飽きるほど釣れて満足。
54センチをあたまに短時間であれほど釣れるとは…
とりあえず引きが強すぎて疲れた。
記念写真撮った魚以外はダメージ無いように水中にさよーなら。
60オーバーが出なかったのが少し残念だった。
暗くなる頃にまた雨が降り出しやがて大雨に…
キャンプ予定ではあったがこの雨の中テントを設営するのも面倒なので道の駅へ移動し車中泊。
慣れない車でしかもサイズが小さいので寝れるかと心配したが意外と何とかなるもんだ。
12日。
迷ったが前日の阿寒川が好感触だったので予定を変更しもう一日阿寒川を選択した。
阿寒川へ移動する前に小沢に入ったが新子ヤマメとオショロコマの嵐。
嫌気がさして移動する。
阿寒川へ。
今日は下から釣り上がって見ようと思い釣り上がり。
しかし日中は暑すぎる。
北海道らしい河川に苦しめられ更に魚は川床に張り付き動きもしない。
途中釣り下って来たルアーマンと話したが全くアタリすらないとの事。
さらに釣り上がると多少やる気のある魚を発見し休憩しながら様子を見ていたが捕食する物を決めているらしく全くフライには見向きもしなかった。
手持ちのフライを色々と試し工夫してみると狙っていた魚ではないのがヒットした。
小振りではあるが釣れたので移動。
日中は全く釣りにならないと判断しイブニングライズを待つことにして昼寝。
いや、ふて寝。
良さげな時間になり入渓点へ向かうと前日とは違い釣り人が多く入っていた。
大きなプールには先客が居たが少々お話をしてプール下流に陣取った。
まだライズは単発だったがとりあえず流してみると1発でヒット。
最近マイブームなフライはオールマイティーに使えることが判明。
その後も何匹がかかるも早合わせになったり切られたり。
それでもサイズが大きめなニジマスなので引きだけは楽しめた。
オートリーリース状態で効率はなかなか良いし楽しい。
ドライへの反応が悪くなったのでライズを目掛けてウエットに替えて表層を流すと面白いように喰ってくれた。
写真ブレブレ。
この日は人が多かった影響からかライズは少なめだったが良いイブニングでした。
釣り終わりコンビニにて遅めの夕食をとりながら翌日以降の予定を考えた結果十勝川を見に行くことに。
十勝川にある野営場を目指し深夜に移動。
途中クワガタの取り放題を楽しんだ。
13日
今日も灼熱。
ポイントも入渓点も分からないので上流を目指し移動する。
途中見えた十勝川は濁流。
上流部まで移動したら何とかなるかもと考え最上流を目指し車を走らせたが林道は崩落により通行止め。
仕方ないので支流に向けて歩き入渓するも水多すぎ。
生命反応なし。
引き返しまた帯広方面へ戻るとこに。
帰りの林道ではオジロワシ?らしい大型のワシが!
初めて見るワシに興奮しながらバードウォッチング的に楽しみこれだけでも十勝川へ来た価値があったと思う事にした。
十勝川から降りもはや川迷子状態に。
スプリングクリークの沢にニジマスが居るらしいので探しに出て魚が居そうな沢を何本か発見はしたが釣りをする気になれるような沢ではなかった。
仕方ないので移動。
初日に入った沢へ。
前回より上流まで釣り上がる作戦とし釣り上がるも初日より思った場所から魚は出てくれなかった。
型こそ出なかったが顔が見れただけで良しとしよう。
14日
対象魚をオショロコマに変更。
美里別川へ。
素晴らしく綺麗な渓相。
可愛いオショロコマが無限に釣れる。
素晴らしい川で綺麗なオショロコマ。
北海道最高だな。
無数のオショロコマと遊んだ後は下流へ移動し大型の魚をイブニングにて狙う事に。
またもや全くポイントが分からないのでダム下の本流狙い。
比較的入りやすい河原のある場所を発見し竿を振る。
小さなライズを発見しフライを流し込むとこれまた新子ヤマメ…
こりゃ失敗。
まあ、良いやと竿を振り続けると今度は小振りなニジマス。
その後もニジマス・ヤマメついでにウグイ様などなど五目釣り。
失敗気味なイブニングとなったがこれも良い経験。
15日
最終日。
17時には空港へ移動しなくてはいけない。
さて、どーする。
どうしても諦められずにいた糠平へ。
ここ数日は雨も降ってないので水量も落ち着いてるだろうと思いいつものポイントへ向かうと何と水量は若干あるもののほぼ平水。
濁りも全くなくクリア!
こらは昨日、一昨年と失敗したか?
退渓点付近に車を移動し徒歩で灼熱の道路を降り藪に突入して最終日の釣り。
良型のニジマスとアメマス・オショロコマが飽きない程度に釣れてくれた。
最終日なのが本当に残念。
若干時間を押しながら退渓し荷物をまとめ後ろ髪を引かれながら空港へと車を走らせた。
ろくに昼飯も取ってなかったので晩飯兼ねてダッシュ回転寿司にて北海道を締めくくった。
今回の北海道は予定外・想定外な事が連発でどうなるかと思ったが結果的には北海道の新たな発見もあったのでまた来年に繋がりそう。
少し残念なのは年々減少してる居る気がしてならないアメマス。
果たしてどこへ行ってしまったのだろうか…
しかし山が綺麗だったな。
気分を切り替えて沢と釣りを楽しもう。